2%は多いですか?少ないですか?
法務省の発表では2018年末時点で、日本に住む外国人の数は273万人と
統計史上最も多かったと発表されました。(法務省報道発表資料)
これは日本の人口約1億2600万人の約2%とになります。
在留する外国人というのは、永住権を持っている人、留学や技能実習にきている人などで
1位は中国、2位は韓国、3位はベトナム、4位はフィリピン、5位はブラジル、6位はネパール
とアジアの国々出身の方々が多いようです。
2%つまり、日本に住む100人に2人が外国籍の人ということになりますが、
この数字、
多いと感じますか?
それとも
少ないと感じますか?
住む場所によってその割合は大きく変わってきますが、
少子高齢化が進み、労働人口が不足している日本の現状では、
外国の方が日本に働きにくるというのは、「外国人技能実習制度」という形でも
今後増える傾向です。
つまり2%は少ないと感じる時代が来るということです。
鎖国の文化が残り、移民の受け入れに積極的ではなかった日本が
変わり目を迎えているようです。
NHKオンラインの「外国人が支える日本 外国人”依存”日本」というサイトが
外国人労働者を取り巻く、様々な現状や課題をわかりやすく取り上げています。
人手不足、人口減少を外国人に補ってもらおうとする中、
言葉の壁や文化の違いなど様々な課題が浮き彫りになっています。
国際化が進む日本。
制度や政府・自治体の受け入れ体制も整える必要がありますが、
マナーや文化の違いなど民間レベルの問題に関しては、
人と人との交流で、お互いの違いを分かりあってこそ、
解決できることがあるのかもしれません。
国際化は多様化。
あらゆる人々が住む日本社会では垣根を超えた交流が大切になってくるのでしょう。
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